合格者の声

三浦 潤子さん
こころ検定2級
50代 / 薬剤師
薬剤師として活躍する三浦さんに、こころ検定2級の受検のきっかけと合格までのお言葉を頂きました。

こころ検定に挑戦したきっかけを教えてください

心療内科、精神科の患者さんへのお薬の説明をしていて、こちらの思いが通じないと感じることや、患者さんが本当に説明して欲しいことを 説明できているだろうか、と気になることが度々あります。これからさらに患者さんに寄り添って説明ができるようになりたかったのですが、専門分野ではないので、自分の勉強がどれだけ通用するようになるかを知るために検定に挑戦しました。

こころ検定合格に向けて取り組んだことを教えてください

仕事から帰ると疲れて寝てしまうことも多く、睡眠不足で翌日の仕事に支障があると困るので、毎朝、2時間〜1時間半、早起きをして 勉強する時間を作りました。 家事の時はDVDを見れなくてもとにかく流して、聞きなれない用語や全く知らない心理学分野の言葉が耳に残るようにしてテキストを読んだとき、いくらかでも理解しやすいようにしました。

こころ検定受検を通して得たことを教えてください

薬剤師として知っていることも、改めて勉強すると、捉え方が薬剤師の目線と違うことがたくさんありました。患者さんや他の立場のスタッフの目線を考えるとてもいい勉強ができました。薬局勤務の他に学校薬剤師もしていますが、保健室登校や、朝起きれず不登校傾向の子の気持ち、体調について心理学分野の目線はとても参考になりました。

こころ検定合格の知識をどこでどのように活用していきたいですか

患者さん、その家族への説明のほか、患者さんが本当に相談したいことを安心して話せる薬剤師であるよう、知識を活かしていきたいです。 他に2つ。保健室登校、不登校の本人とその家族、に薬を渡す時以外でも学校薬剤師として相談に乗れる機会があれば活かしたいのと、心理カウンセラーをしている友人が、患者さんは医師には遠慮して聞けないが、薬のことをいろいろ知りたいと思っているとの話しを聞きました。これも薬剤師の職能と今回の知識を活用して役に立てる場所があれば、と考えています。