合格者の声

日景 早苗さん
こころ検定2級
50代 / ケアマネージャー

こころ検定に挑戦したきっかけを教えてください

在宅の方の介護支援専門員をさせていただいていました。65才以上の高齢者(現在の60代~70代はとても若いのですが…)で介護保険を利用し介護サービスを必要とする方の自宅を訪問し契約、各種手続き、アセスメント、計画作成、担当者会議、モニタリング、支援経過作成等々をしますが、お客様本人が認知症とメンタル疾患の発症、あるいはご家族にメンタル不調の方が多く対応に苦慮することがありました。何とか解決策を見つけたくメンタルケアの勉強を始め、学習の確認の意味で検定に臨みました。

こころ検定合格に向けて取り組んだことを教えてください

福祉関係に長く携わってきましたが、解剖生理学もメンタルに関する知識もほぼ無知から始めました。本を何度も何度も読み重要な所はマーカーで印をつけテキストに箇条書きに書き込んだりしました。それでも加齢に伴う以前にも増す記銘力の低下で思うように覚えられず苦戦しつつ、ノートにそのまま書き写し少しずつ頭に入れました。問題集でも語句の意味すら分からず、PCでの検索や、テキストからそのまま書き写し、隠しては答えることを繰り返しました。勉強法として、お勧めできる方法ではないと思いますが。

こころ検定受検を通して得たことを教えてください

メンタルケアと一言で言っても沢山の心理学があり、すべてに相互作用があり奥が深いと思いました。問題はひっかけもあり、本当に悩みますね。一回目は一問分、正解数に足りず不合格になり悔しさを味わい、再勉強の糧となりました。もっとも、何らかの形でメンタルケアに携わることになった時は、勉強は付きもので壁に当たっては学び助言を仰ぎ勉強をすることの繰り返しだとは思いますが。また受験に関してはCBT試験を始めて経験しほんの少しだけ度胸も付いたと思います。

こころ検定合格の知識をどこでどのように活用していきたいですか

社会で生活する以上に、人との関わりは必須で、自ずと何らかの人間関係は発生し、どんな場面でもメンタルケア心理士で学ばせて頂いた知識は活かせると思います。職場内ではもちろんのこと、高齢者とその家族、とりまく事業所その中の人々の心に触れ最善を模索し自分自身も成長させ、いずれは心を援助できる人間になることが望みです。そのために、今後も学び続け自己研鑽を図りたいと思っています。