合格者の声

楢崎 如乃さん
こころ検定2級
20代 / 学生

こころ検定に挑戦したきっかけを教えてください

挑戦したきっかけは、自分自身がこれから社会の中で、健康的に生活していくうえで、こころの勉強をしておくことは、大切だと思ったからです。
また、私はダンサーなのですが、周りのダンサーのメンタルヘルスにも会話の中で貢献できたらいいなぁと思い、こころ検定に挑戦しました。

こころ検定合格に向けて取り組んだことを教えてください

最初に、試験に出てくるすべての分野と内容をノート3ページ分に勉強リストとして書き出しました。
各分野についてはテキストを使って勉強したのち、こころ検定公式テキストを3周しました。ある程度理解した分野の内容については、最初に書いたリストにチェックを入れていき、網羅できるように工夫しました。公式テキストで苦手だった[薬の基本的な知識と効用]や、[生理学の基本事項]に関しては、YouTubeを活用し、内容を理解できるまで繰り返し、見て、補いました。
試験3日ほど前に覚えていなかったところは、単語帳に書き出し、移動時間に見たりして、試験当日直前まで繰り返していました。当日まで、粘り強く勉強したことが合格につながったと思います。

こころ検定受検を通して得たことを教えてください

こころ検定受験を通して得たことは、「自分や他人の精神状態をどう捉えればいいか、という考え方と、そのことを知っているという安心感」です。人間なので、だれもが色々な精神状態を経験することだと思いますが、それが、どのような仕組みで、そのような状況になっているか、ということを、その段階や必要な支援などを含めて、総合的に知ることができました。精神医学などの一部の知識だけでなく、歴史的に、今まで、どのように人間の心はとらえられてきたか、ということや、カウンセリングの基本的な姿勢も学べたことで、以前に比べ、自信を持って、自分や他人の精神状態を客観的に冷静な視点で捉えることができるようになりました。

こころ検定合格の知識をどこでどのように活用していきたいですか

今後は、まずは、自分自身のメンタルヘルスを保つために知識を活かしていきたいです。ダンスアーティストは、舞台上で毎日大きなエネルギーを発揮しないといけない仕事なので、自律神経が乱れがちであったり、もともと人よりも感覚が鋭い人が多かったりするので、メンタル不調を訴える人が多い業界です。私もそのような中で生きていく中で、心に関する確実な知識が、自分のメンタルをコントロールするのに、とても役立っていくと思います。また、同じように周りのダンサーの方へも役に立つ知識である思うので、会話の中で知識を共有したり、いずれは、自分自身のダンサーとしてのメンタルヘルス体験と、こころ検定で学んだ内容を総合的に、情報発信していくこともできればいいなぁ、と思っています。