大学に入る頃から社会心理学に興味があり、社会保険労務士になってからはメンタルヘルスや臨床心理学の本もいくつか読んできました。
その中でこころ検定にも関心を持ったのですが、仕事や遊びに忙しくなかなか手が出せない・・・。という中での感染症流行。
ステイホームが呼びかけられてからしばらくの間は朝のジョギングや散歩で楽しくすごしていましたが、やがて「勉強するなら今だ!」と気づきテキストを購入しました。
まずノートを1冊用意し、テキストの内容をまとめていきました。
自分がすでに知っていることは、省略するか、ごく簡単に書くかにとどめ、初めて知った内容は丁寧に書き写すのが私の学習法です。一通りまとめ終わったら、外出中の電車の中ではノートを読み、家ではテキストを確認します。常にテキストを持ち歩くと荷物が増えて大変ですし本が傷むので、テキストは家でしか使いません。
この方法は、自宅での勉強時間を確保できるかどうかがカギになります。今回はステイホームのおかげで無理なく学習することができました。
一言でいえば、曖昧だった知識の再確認とそこからの発展です。例えば、パブロフの実験やオペラント行動については大学時代に学んでいましたが、当時は味覚嫌悪学習に触れる機会はありませんでした。
しかし、今回の受検を通して、学習行動についてウン十年ぶりに復習すると同時に、過去の学習を発展させながら学んでいくことができました。
今後は「得意なことは一気に集中学習、苦手分野は休憩をはさみながら進める」といったことを心がけて、より効率的な勉強をしていきたいと思います。
これからもメンタルヘルスの勉強を続けていきたいので、今回の知識は認知や知覚を中心に実生活に生かしていこうと思います。
まずは、ストレスで体調を崩すとは具体的にどのような状態をいうのか、ストレス測定にはどのようなものがあるかという知識をしっかり維持していきたいです。
そして、同時に合格した3級の「適応」もふまえ、もし自分の周りにメンタル不調に陥りかけている人がいたら、適切な言葉をかけて支援するほか、それが職場関係者である場合には、上司や保健スタッフに相談するなどして、早期対応につなげる手助けができたらよいと思っています。