合格者の声

松田 夏実さん
こころ検定2級
20代 / 大学生

こころ検定に挑戦したきっかけを教えてください

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、自宅で過ごす時間が増え、ダラダラと過ごすよりは自粛期間を充実させて就活や将来に生かせることをしたいと考え、以前から興味のあった心理分野の勉強を始めたことがきっかけでした。
こころ検定はメンタルケア心理士の資格取得にあたり、初めてこのような検定があることを知り資格取得目的で2級に挑戦しました。
私は看護学生で、看護師は患者さんの身体だけでなく心も健康にしていく必要があることや「人」を相手にし「感情」を使って仕事をする必要があるため、看護において心理を学ぶことは大切であると感じました。しかしながら大学では他にも看護技術や疾患・薬理等様々なことを学ぶ必要があり、心理について深く学習する機会がなかったため、学生でも手軽に始められ、短期間で学習できる講座を受講したことがきっかけでした。

こころ検定合格に向けて取り組んだことを教えてください

メンタルケア心理士講座で配布されたテキストを暗記ペンと赤シートを用いて、本1冊をまるまる頭に入れるような感じで学習しました。また、解剖や精神医学の分野は大学での学習内容と重複する部分も多く、大学での学習とも並行しながら行うことでより理解を深めていきました。
テキストは分野ごとに区切りがあるため、毎日コツコツ少しずつ学習する範囲を決め、テキストを何度も読むことが合格へ近づくと思います。そして、検定の試験範囲とは異なる分野でも、学習していて興味のある分野は追及し調べながら深めていきました。試験には直接関係はありませんが、楽しみながら学習を継続でき、将来役立つ知識になると思います。

こころ検定受検を通して得たことを教えてください

学校のテスト等はテスト1週間前から集中的に学習し、テスト修了後はすぐに忘れてしまう、短期記憶の知識でテスト後は全く使えない知識でした。
しかし、こころ検定は講座を受講して試験までのスパンが長く、コロナウイルス感染拡大に伴い、試験期間が延びたこともあり約半年間学習し続けたため長期記憶となり試験後も使える知識を得ました。また、看護学生で4年生でもあり、看護と重複している学習内容に関しては、国家試験対策にもなりました。

こころ検定合格の知識をどこでどのように活用していきたいですか

来春から、病院で看護師として働く予定であるため、実際に患者さんへ看護を提供する際やアセスメントでも、このこころ検定で学習した知識を総括していきたいと思います。
また、患者さんのメンタルヘルスを支えるだけでなく、ストレス社会で働く周囲の同僚のメンタルヘルスや自分自身のメンタルの健康を維持するためにも、学んだ知識を活かしていきたいと思います。特に、看護師は病気で心身ともに弱った人を健康になるように支えるにあたり、支える側の自分達がまず、心身ともに健康であることが必要であるため自分自身の心と向き合う際も、学習した知識を活用していきたいです。