コラム

心理専門職の仕事(4)アセスメント part2-2

2020.11.14

前回 心理専門職の仕事(4)アセスメント part2-1の続きです。

さて、パーソナリティ検査(性格検査・発達検査)のうち、代表的な医療保険の対象となっているものを挙げてみましょう(名称区分としては人格検査というものになります)。


操作が容易で、検査及び結果処理に概ね40分以上を要する
医療保険点数80点×10 = 800円×(自己負担割合)


【人格検査】
・パーソナリティイベントリー
・モーズレイ性格検査
・Y-G矢田部ギルフォード性格検査
・TEG-Ⅱ東大式エゴグラム


操作が複雑で、検査及び結果処理に概ね1時間以上を要する。
医療保険点数280点×10=2800円×(自己負担割合)


【人格検査】
・バウムテスト ・SCT
・P-Fスタディ ・MMPI
・TPI ・EPPS性格検査
・16P-F人格検査 ・描画テスト
・ゾンディーテスト ・PILテスト


操作と処理が複雑で、検査及び結果処理に概ね1時間30分以上を要するもの。
医療保険点数450点×10= 4500円×(自己負担割合)


【人格検査】
・ロールシャッハテスト
・CAPS
・TAT絵画統覚検査
・CAT幼児児童用絵画統覚検査


心理検査に関しては、こころ検定1級(メンタルケア心理専門士)のテキストである精神医科学緒論の全編にわたって概観しています。ご興味・ご関心がある方は、是非、勉強してみていただければと思います。

著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころ検定おもしろコラム編集部
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