前回 心理専門職の仕事(4)アセスメント part4-1の続きです。
心拍変動解析に関する研究は医学の分野で既に1960年代ころからスタートしており、豊富に知見が蓄積されています。
そして、その知見がメンタルへルスの分野でも広がっており、たとえば以下のような内容について既に実験・調査が実施されています。
ウェアラブル心拍センサーを活用することで、ストレス・リラックスを視覚化・数値化することもできます。
また、小型・軽量・Bluetoothによる無線データのやり取りが可能なため、日常生活で活用することが比較的簡単にできます。
従って、心理カウンセリング・心理アセスメントの分野にも心拍変動解析によるストレスチェックはどんどん普及していくと考えられます。
心拍変動解析によるストレスチェックについては、こころ検定3級の第4章で概観していますので、興味・関心のある方は、是非、勉強してみていただければと思います。
この記事を執筆・編集したのはこころ検定おもしろコラム編集部
「おもしろコラム」は、心理学の能力を測る検定試験である「こころ検定」が運営するメディアです。心理学・メンタルケア・メンタルヘルスに興味がある、検定に興味がある、学んでみたい人のために、心理学を考えるうえで役立つ情報をお届けしています。